子供用ほぼ日手帳2021のススメ
こんにちは。小沢です。
まだ暑いですが、手帳の季節がやってきました。
毎年、この8月末から9月初めは手帳で頭を悩ませる時期です。
今年も沸騰するくらい悩んでおりますよ。
そして、今年も子供も一緒に手帳会議です。
子供も一緒に手帳を使うようになって5年たちました。
本日からほぼ日手帳2021の新作発表会が渋谷パルコ8階で開催されています。
今回、その会場に私たち家族4人分の5年前の手帳と昨年の手帳が展示されることになりました。
なんかケースに入れられておるね・・・
うちではダンボールに入ってたというのに・・・
5年たってみてもやっぱり手帳っていいな・・・と思うことがいっぱいあります。
今日は子供と一緒に手帳を楽しんでもらいたいな・と思っているそんなお話です。
小学5年生だった息子の手帳は「殴り書きの落書き帳」
ガイドブックに掲載された当時、まだ小学校5年生だった息子。
なぞの絵を描いてはひとりでふふふっと笑っていました。
字も幼い・・・というより汚い・・・
しかもたまにしか書かない高い落書帳です。
はぁ・・・と思っていましたが、それでも自由に落書をさせていました。
私には手帳を持たせたときに絶対言わないでおこうと決めたことがあります。
「手帳書きなさい」とは絶対言わない。
強制せずに自由にかける手帳にしたかったのです。
子供たちが何をどんなふうに書くのがとても興味がありました。
制限がなければその瞬間、どんなことを思い、それをどんなふうに表現するのか?
今見返してみても謎のことが書いてあります。
本当にわからない・・・(笑)
でもきっと楽しく書いていたんだたろうな。
小学校1年生だった娘の手帳は「お母さんとの交換日記」
年長さんの12月、ちょうど字を覚えはじめたころの娘へ、はじめは「おかあさんと交換日記しようか?」そう誘いました。
最初はただシールをぺたぺたとはり、文章にはならない片言を書いていました。
もちろんひとりで手帳を広げて書くことはできなかったので、いつも娘を膝にのせて1ページを一緒に書く、そして一緒に色塗りをしました。
きっと娘は「お母さんと遊ぶ」そんな感覚でいてくれたと思います。
私自身、忙しさもありますが、公園に連れて行って遊ぶことがとても苦手だったので、めったに外で遊んであげなかったのです。
いつもごめんね、そんな気持ちもありました。
ただ、家の中で娘と一緒に手帳に色塗りをする時間を持つことによって、そんな罪悪感が和らぐ気がしました。
だっこした膝の上で、学校でお友達と遊んだこと、道端のお花のこと、近所のねこちゃんのこと・・・
そんな小さな娘の発見に耳を貸し、それを一緒に記録していくことは今しかできないな・・・
そんな風に思っていました。
もちろん、書けない日ももたくさんあり、もらったお手紙を貼ったり、シールでごまかしたり。
そして1年生の秋を過ぎたころから、私が夕飯を作っている前のダイニングテーブルで一人で手帳を開いていて書けるようになってきました。
ちょこんと座ってかわいかったな・・・今でもあの夕方の風景を思い出します。
現在高校1年生の息子のほぼ日は「勉強予定スケジュール」
当時、わけのわからない魔除けのような絵を描いていた息子は現在高校1年生。
小さいときに「トーマス」になりたかった息子は「ピアニスト」「本田技研で自動運転の開発」「プログラマー」から「国際関係の仕事」へと夢は変わっていきました。
中学に入ったころから日々の出来事ではなく、徐々に勉強の計画をほぼ日にかきはじめました。
そして今では毎朝、帰宅後の勉強のスケジュールを書いています。
これが朝のルーティーンになっているようです。
当時日本語もあやしかった彼は今ではそのスケジュールを英語で書いています。
もちろん、私は読めません!!
なのでもしかすると悪口も書いてあるかもしれませんね!(笑)
年頃なので詳しくは見せてくれなくなりましたが、「カズン」に勉強予定、5年手帳に日々の事を一言書いているようです。
小6の娘の手帳はリビング置き「誰でもなんでも書いていい手帳」
娘は6年生になり、いっぱしの女子になりました。
TIKTOKとメイクに夢中です。
手帳?そんなの書いてないし!
口をとんがらせて言っていましたが、息子曰く「ちゃんと書いてるっぽいよ」とのこと。
5年手帳にはこっそり日々のことをかいているようです。
リビングにはあれから毎年恒例の娘の「だれでも見て良い書いていいなんでも手帳」が一冊。
こちらがその「娘のなんでも手帳」です。
だれでも書いていいという名目で、相変わらず私と娘の交換日記になっています。きっと一人で書くのはつまらないんでしょうね。
さすがにだっこして一緒に書くことはなくなりましたが、隣に座ってシールを貼ったりかわいいペンを使ったり…そんなことにときめく女子同士です!
この手帳はたまにお兄ちゃんも見て笑っています。お父さんも帰宅後にみているようです。
リビング置き手帳はみんなの読み物になっている状態です。
みんなが楽しく見たり書いたりするのもまた楽しいな・・・と思っています。
子供が手帳を書くことのメリット
二人とも手帳を書くことが習慣化しているせいか、文章を書くことがまったく苦痛ではないようです。
短く要点をまとめて書く、そんなことも自然に出来るようになっているようです。宿題などのレポートも嫌がることなくささっと書けるようになっています。
もうひとつ、ほぼ毎日書くことが習慣になり、それを5年継続しているので「続けられる自信」がついて入る気がします。
昨年は受験だったのですが、毎日コツコツと勉強するという状態になった時「手帳だって続いているから僕は出来る!継続したらいいだけだもん!」
と言っていました。
二人にとって5年ほぼ日を書いていたことは「継続する自信」になっているような気がします。
ふふふ、お母さんは飽きっぽいんだけれどね!
お母さんの子育てと今あの時の私への気持ち
子育てに追われて自分のやりたいこともなかなかできない毎日。
そんな時に実家で父が長いこと使っていたほぼ日にふと出会いました。
当時、自分のことより子育て優先の中、
「あ・・・私、手帳を書くことが好きだったんだ」
という気持ちを思い出しました。
しかし、当時、手帳の値段としてはちょっとお高くて。
迷いながらも自分にご褒美として思い切って買ったことを覚えています。
いつも、子育てに後悔したくない、やれることは全部やりたい!
そんな生活の中、ひさしぶりに自分に買った手帳にドキドキしうれしくてたまりませんでした。
家族の記録としてあたりまえの普通の日々を書いていこう。毎日一生懸命にすごしている私や子供たちのことを忘れないように書いておこう。
そんな風に思っていました。
今、5年前のこどもの手帳を見てこう思います。
ああ、小さかったな。
こんな幼い字はもう書けない、一生懸命書いてたあの時の時間は一生の中でも少ししかなかったんだな・・・
今はもう、大人のようなきれいな字を書く娘の手帳が近くにあります。
だんだんと大人になって手帳を見せてくれることもなくなるんだろうな・・・
お友達との買い物やメイクのこと、そして恋のお話、きっとそんなことを書いていくのかな。
そんなことを経験して親離れしていくんだろうなと思います。
そして、私自身の5年前の手帳を読み返して思います。
わたし、けっこうがんばってたじゃん!
楽しいことばかりじゃなかった、つらいこともいっぱいあった、必死だった!!
おかん、えらかったじゃん!!精一杯がんばってたじゃん。すごいよ!えらかったよ!!
そんな風に思います。
あの時、子育てに苦しんで必死だった私へ・・・
あなたのやってることは間違ってないよ。十分がんばってたね、えらいよ。
そんな風に伝えてあげたいな。
今日は息子は7時帰宅で塾、娘も塾です。あの時より、少しだけ精神的にも時間にも余裕がある毎日です。
きょうもまたごく普通の日々の終わりです。そしてそれが幸せなんだなと感じています。
来年は些細な毎日の事、子供と一緒に書いてみませんか?
さあ、夕ご飯の支度して、また一人手帳会議しようと思います。
ではまたね。
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